大人が受けるべきワクチン(予防接種)まとめ|渋谷駅前メディカルクリニック

お役立ち情報

「子どものころに打ったワクチン、大人になってからも必要?」「どんなワクチンを受ければいいかわからない」
そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。ワクチンは子どもだけのものではありません。大人にも接種が推奨されるワクチンが数多くあります。

このページでは、成人が接種を検討すべきワクチンとその理由をわかりやすく解説します。

■ なぜ大人もワクチンが必要なのか

子どものころに接種したワクチンの効果は、年月とともに弱まることがあります。また、子どものころには存在しなかった新しいワクチンや、大人になってからリスクが高まる感染症もあります。

特に以下のような方は、ワクチン接種を見直す機会にしてください。

  • 接種歴が不明・記録がない
  • 海外渡航を予定している
  • 50歳以上になった
  • 妊娠を予定している、またはパートナーが妊娠中
  • 糖尿病・慢性肺疾患など基礎疾患がある
  • 医療・介護職など感染リスクの高い職種に就いている

■ 大人が受けるべきワクチン一覧

インフルエンザワクチン(毎年接種)

毎年流行するウイルスの型に合わせたワクチンが製造されます。重症化予防・周囲への感染防止のため、毎年秋(10〜11月)の接種が推奨されます。高齢者・基礎疾患のある方・医療従事者は特に重要です。

新型コロナウイルスワクチン

重症化予防・入院リスク低減を目的に接種が推奨されています。特に高齢者・基礎疾患のある方では重症化予防効果が期待されます。接種対象や時期は年度ごとの制度変更があるため、最新の行政情報をご確認ください。

帯状疱疹ワクチン(50歳以上に推奨)

水ぼうそう(水痘)にかかったことのある方の多くは、体内にウイルスを潜伏させています。加齢・免疫低下により再活性化し、帯状疱疹を発症することがあります。強い神経痛が後遺症として残ることもあるため、50歳以上への接種が推奨されます。当院では予防効果の高い不活化ワクチン「シングリックス」(2回接種・2〜6ヶ月間隔)を採用しています。

破傷風トキソイド(10年ごとの追加接種)

子どものころの定期接種(三種混合)の効果は10年程度で低下します。けがの多い方・アウトドア活動が多い方・海外渡航者は特に接種を検討してください。

B型肝炎ワクチン(接種歴のない成人)

B型肝炎は血液・体液を介して感染し、慢性肝炎・肝硬変・肝がんへ進行することがあります。接種歴のない成人・医療従事者・性感染症リスクのある方に推奨されます。3回接種が必要です。

麻疹・風疹(MR)ワクチン

成人の中には、麻疹・風疹ワクチンの接種回数が1回のみ、あるいは未接種の世代があります。特に1962年4月2日〜1979年4月1日生まれの男性は、風疹の定期接種機会がなかった世代に該当します。風疹は妊娠初期の感染で先天性風疹症候群を引き起こすリスクがあるため、妊娠を予定している女性・そのパートナーへの接種が重要です。

A型肝炎ワクチン(海外渡航者・リスクのある方)

衛生環境の整っていない地域への渡航者や、食品取扱業者に推奨されます。2回接種が必要です(0ヶ月・6〜12ヶ月後)。

肺炎球菌ワクチン

65歳以上・慢性疾患(心疾患・肺疾患・糖尿病など)のある方に推奨されます。肺炎球菌ワクチンには複数の種類があり、年齢や基礎疾患によって推奨される接種方法が異なります。肺炎の重症化予防に有効で、自治体による助成がある場合があります。

■ よくある質問

Q. 子どものころに接種したワクチンは、大人になっても効いていますか?
ワクチンの種類によって異なります。破傷風は10年程度で効果が低下し、追加接種が必要です。麻疹・風疹・B型肝炎も接種回数によっては免疫が不十分な場合があります。接種歴が不明な方は、抗体検査で確認する方法もあります。

Q. 複数のワクチンを同時に接種できますか?
注射生ワクチン同士は、27日以上の間隔が必要です。その他は接種間隔に特別な制限はありません。接種スケジュールについては受診時にご相談ください。

Q. 海外渡航前にどのワクチンを受ければいいですか?
渡航先・滞在期間・活動内容によって必要なワクチンが異なります。当院のトラベル外来では、渡航先に合わせた接種スケジュールをご提案しています。出発の3ヶ月以上前にご相談いただくことを推奨しています。

Q. 予防接種は保険診療で受けられますか?
予防接種は原則として自費診療となります。ただし一部のワクチンは自治体の助成が受けられる場合があります(65歳以上のインフルエンザ・肺炎球菌、帯状疱疹など)。詳細はお住まいの区市町村にご確認ください。

■ 抗体検査で免疫状態を確認できます

「過去に接種したか覚えていない」「十分な免疫があるか知りたい」という場合には、血液検査で抗体価を確認できます。接種歴が不明でも、抗体検査の結果をもとに必要なワクチンを判断することが可能です。

以下のような方に特におすすめです。

  • 妊娠を予定している方(麻疹・風疹・水痘の抗体確認)
  • 医療・介護職の方(B型肝炎・麻疹・風疹・水痘など)
  • 海外渡航を予定している方
  • 接種歴の記録がない・母子手帳が見当たらない方

当院では抗体検査も対応しています。まずはご相談ください。

■ 妊娠中・妊娠を予定している方へ

妊娠中・妊娠の可能性がある方は、接種できるワクチンと接種できないワクチンがあります。接種前に必ずご申告ください。

妊娠中に接種できないワクチン(生ワクチン)

  • 麻疹・風疹(MR)ワクチン:生ワクチンのため妊娠中は禁忌。接種後2ヶ月間は妊娠を避ける必要があります
  • 水痘(水ぼうそう)ワクチン:同様に妊娠中は禁忌
  • 帯状疱疹ワクチン:当院採用のシングリックスは不活化ワクチンですが、妊娠中の安全性データが限られているため接種を推奨しません

妊娠中でも接種が推奨されるワクチン

  • インフルエンザワクチン:妊娠中のインフルエンザは重症化リスクが高いため、時期を問わず接種が推奨されます
  • 百日咳(Tdap)ワクチン:妊娠後期(27〜36週)の接種で新生児への抗体移行が期待できます。詳細は受診時にご相談ください

妊娠を予定している方へ

妊娠前に麻疹・風疹・水痘の抗体検査を受け、免疫が不十分な場合は妊娠前にワクチン接種を完了させることを推奨します。接種後は一定期間避妊が必要なため、余裕を持ったスケジュールでご相談ください。

渋谷でワクチン接種なら、渋谷駅前メディカルクリニックへ

「どのワクチンを受ければいいかわからない」「接種歴を整理したい」という方も、まずはお気軽にご相談ください。

渋谷駅前メディカルクリニックでは、インフルエンザ・帯状疱疹(シングリックス)・破傷風・B型肝炎・A型肝炎・麻疹・風疹・トラベルワクチンなど幅広く対応しています。接種歴の確認・抗体検査・渡航前相談もお受けしています。

渋谷駅から徒歩すぐの立地で、お仕事帰りにも気軽にご来院いただけます。

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