渋谷駅より
徒歩5分
03-6626-6165
東京都渋谷区道玄坂2-25-6 ホリウチビル8F

感染症内科

感染症について

感染症内科画像

感染症には主にウイルス性、細菌性などがあります。それぞれに急性感染、慢性感染があり、症状も様々です。当院では可能な限り病原体を特定し最適な治療を行います。
当院では発熱外来を設けておりますので、発熱やかぜ症状(せき、鼻水、喉の痛みなど)など新型コロナウイルス感染症が疑われる患者様の診療も行っております。
PCR検査・抗原検査も実施しており、24時間以内に検査結果のお知らせが可能です。陰性証明書の発行もおこなっておりますので、ご相談ください。

また当院では性的接触(性交やオーラルセックスなど)を介して感染していく疾患の総称を性感染症(STD)の診療も行っております。
排尿時や陰部の痛みやかゆみの他に陰部のしこり、水泡などの皮膚疾患まで何でもご相談ください。自覚症状のない性病が近年増えており、当院では早期発見と早期治療にも力を入れており、当日の診断も可能です。

このような症状のときはご相談を

  • 発熱が続く
  • 咳、鼻水・鼻づまり
  • 悪寒
  • 全身のだるさ
  • 関節痛
  • 嘔吐や下痢や腹痛
  • 発疹

など

主な感染症

ウイルス性疾患
かぜ症候群 口唇ヘルペス 性器ヘルペス 帯状疱疹 伝染性単核球症 ウィルス性肝炎インフルエンザ 新型コロナ感染症 伝染性紅班(パルボウイルス)など
細菌性疾患
急性胃腸炎(ブドウ球菌 溶連菌 腸管出血性大腸菌 サルモネラ カンピロバクター 腸炎ビブリオなど) 百日咳 破傷風 急性咽頭炎(溶連菌など) 肺結核 非定型抗酸菌症 マイコプラズマ肺炎 性感染症(クラミジア感染 梅毒など)など

単純ヘルペス感染症

単純ヘルペスは、口唇ヘルペス・性器ヘルペス・ヘルペス脳炎・顔面神経麻痺などの原因となるウィルスとして知られています。また、単純ヘルペスウイルスは感染すると人体に終生潜伏し、免疫力が下がる再発症するという特徴も持っています。
単純ヘルペス感染症の治療としては、その時の症状にもよりますが、主に抗ウイルス剤の内服や外用を行います。

帯状疱疹

水痘・帯状疱疹ウィルスが水痘の治癒後も神経節に潜伏します。免疫低下などの誘因によりそのウィルスが再活性化して、皮膚や粘膜に疼痛を伴う帯状の皮疹(水疱を伴う)を形成するものです。水疱と神経痛が特徴です。治療は主に抗ウィルス薬の内服を行います。
症状はピリピリ、チクチクした痛みや皮膚の違和感から始まり(強い痛みを伴うこともあります)、しばらくすると帯状の水疱になります。水ぶくれは、粟粒大から小豆大くらいの大きさで、片側に生じるのが典型的です。軽い発熱や頭痛、リンパ節の腫れがみられることもあります。

かぜ症候群

かぜは、正式には「風邪症候群」と言い、鼻や喉に不快な症状が出てくる急性炎症の総称です。主にウイルス感染が考えられます。ウイルスが口腔内などから侵入すると、粘膜を通じて炎症を起こし、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、痰、発熱などの症状が見られます。治療に関しては、多くの場合、しっかりと栄養を摂り、安静にしていることで快方に向かいます。しかし、「かぜは万病の元」とも言われるように、こじらせると色々な病気に進展することがありますので、たかが風邪と侮らず、症状が気になったら、早めに受診をお勧めします。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。このウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同様に、のどの痛み、鼻みず、せきなどの症状も見られます。
インフルエンザを予防する有効な手段の一つに、流行前のワクチン接種があります。なお、ウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、予防接種も毎年行う必要があります。接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続するため、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、毎年10月下旬~12月頃に接種するのが適切となります。

新型コロナウイルス感染症

コロナウイルスとは人や動物の間で広く感染症を引き起こすウイルスです。その中で人に感染する「コロナウイルスとして新たに見つかった「新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)」による感染症です。感染については現時点では飛沫感染(ひまつかんせん)と接触感染の2つが考えられます。症状としては高齢者や心臓病、糖尿病等の基礎疾患を前もって患っていた人では、重症の肺炎を引き起こすことが多いが、20歳から50歳代の人でも呼吸器症状、高熱、下痢、味覚障害等、様々な症状が見られます。当院では待合室を症状のある方、ない方で分けております。検査はPCR検査、抗体検査を行いますが、24時間以内に結果をお知らせいたします。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマという細菌によって起こる肺炎です。若い人に起こることが多く、咳などによって周囲に感染をうつします。主な症状は、発熱・倦怠感・頭痛・咽頭痛・咳・胸痛・息切れなどになります。まれに重症になると意識障害を起こすことがあります。検査で抗体や抗原を調べることはできますが、実際には症状と経過、流行状況を見て診断することも多いです。治療は抗菌薬を用いて行います。

百日咳

百日咳菌に感染して起こる咳の強く出る病気で。子どもに多くみられる疾患で、4種混合ワクチンの定期接種によって患者数は減っていますが、大人になってワクチンの効果が薄れた人に感染する場合があります。主な症状は、咳や鼻水や目の充血ですが、次第に咳が強くなっていきます。血液検査や細菌検査(培養検査・遺伝子検査)を行って診断します。主に抗菌薬を用いて治療します。

性感染症(STD)とは

「STD(性病・性感染症)」とは、性行為により感染する病気のことです。
性感染症は無症状であることも多く、自覚しないあるいは症状が軽く気が付かないということ、あるいは自覚症状があっても医療機関を受診しにくいことがあるなど、正しい治療に結びつかなかったり、感染がいつの間にか他の人へ広がってしまうという大きな問題点があります。主な感染症として性器クラミジア感染症・性器ヘルペスウイルス感染症・尖圭コンジローマ・梅毒・淋菌感染症などがあります。
主な症状としては性器周辺の違和感、痛み、かぶれをはじめ、排尿時の不快感、性交時の痛みなどを伴うケースが多くみられます。感染リスクを高めるような性活動歴が重要になるため、問診で性活動の状態などを聞き、身体診察を実施して、泌尿生殖器や直腸などに病変などが出現していないか確認します。その後、STDを引き起こしている病原体を調べるため、腟や尿道から分泌物などを採取して検査を行います。治療は主に薬の内服や軟膏の塗布など、それぞれに適した治療薬を使用します。

性感染症検査料金
項目 検査方法 料金(税込)
HIV 血液 5,500円
梅毒 ※RPR及びTP 血液 5,500円
B型肝炎 血液 5,500円
C型肝炎 血液 5,500円
クラミジア 及び 淋病
※クラミジアと淋病をまとめて検査します
分泌液(または尿) 3,300円
のど 3,300円
クラミジア(血液検査)
※およその感染時期を調べることができます
血液 3,300円
カンジダ 分泌液(または尿) 3,300円
トリコモナス 分泌液(または尿) 3,300円
細菌性膣症(一般最近) 分泌駅 3,300円

※即日検査の場合は、合計金額に3,000円追加となります。
(ただし、即日検査ができない項目もありますので、個別にご相談ください。)
※その他の性感染症検査につきましては、個別にご相談ください。

クラミジア感染症

病原体はクラミジアトラコマティスで、性行為における粘膜同士の接触によって感染します。潜伏期間は、1~3週間です。男性では排尿時痛や尿道掻痒感が生じますが、女性では症状が軽く、無症状なことも少なくありません。抗菌薬(マクロライド系、ニューキノロン系が中心)を使います。放置すると不妊、流産・死産の原因になることがあります。

梅毒

病原体は梅毒トレポネーマで、性行為による皮膚・粘膜病変部との接触により感染します。
潜伏期間は、3週間程度です。感染部位(性器、口など)に赤い色の硬いしこりやただれができ、近くのリンパ節が腫れます(第1期)。その後、3~12週間くらいの間に、発熱、全身倦怠感などの全身症状と共に皮膚に様々なタイプの発疹が現れ(第2期)、さらに10~30年の間に心臓や血管、脳が冒されます(第3・4期)。抗菌薬(主にペニシリン系)を使います。放置すると第1期から2期、3・4期へと、徐々に進行します。精神異常をきたしたり、死に至ったりすることもあるほか、母体の感染により、出生児が「先天梅毒」になることもあります。

淋病

病原体は淋菌で、性行為による粘膜接触で感染します。女性ではおりものや不正出血が見られるか、あるいは症状が軽く、気づかないことも少なくありません。抗菌薬を使いますが、一般に各種抗菌薬に対して耐性が強くなっている傾向が見られます。放置すると不妊の原因になることがあるほか、感染した母体から出産した新生児が「淋菌性結膜炎」になることもあります。

尖圭コンジローマ

性器に発生する一種の「いぼ」が尖圭コンジローマです。病原体はヒトパピローマウイルス(多くは6型か11型。子宮頸がんを発症しやすいのは16型、18型)で、主に性行為による皮膚・粘膜病変部との接触で感染します。潜伏期間は3週間~8ヵ月(平均約3ヵ月)です。感染していながら症状が出ないことも多いようです。腟入口部、大・小陰唇、会陰、肛門などに先のとがった鶏冠様の腫瘤が生じます。子宮の入口や腟壁にできることもあります。痛みはほとんどなく、せいぜい痒みや軽い異物感程度のものです。コンジローマが独特な形態をしているため、病変部を観察すれば、ほとんどの場合、それだけで診断がつきます。子宮の入口にできたものについては、組織を採取して、病理組織学的に診断することもあります。「ベセルナクリーム5%」という塗り薬の塗布を行います。塗り薬による治療では、週に3回、就寝時に塗り、翌朝洗い落とします。この方法では、治るまでに時間がかかりますが、自宅で治療を行えるメリットがあります。

ケジラミ症

病原体はケジラミです。性的接触による陰股部、陰毛との直接接触による感染が多いのですが、衣類・寝具などを介する間接的感染もあります。潜伏期間は不定ですが、1~2ヵ月が多いようです。剃毛するか、フェノトリン(スミスリン)パウダーまたはシャンプーを用いて治療します。

トリコモナス腟炎

トリコモナス腟炎とは、トリコモナス原虫という小さな虫の寄生によって起こる腟炎です。
腟だけでなく、尿道、膀胱などにも感染が広がり、尿道炎や膀胱炎、外陰炎などを併発することもあります。局部の悪臭、膿性や泡沫状のおりもの、外陰部の痒み、ピリピリとした刺激感などがあり、感染後約3週間の潜伏期間を経て現れます。ただし、半数くらいは症状が見られません(無症候性)。トリコモナスは性感染症ですから、パートナーも同じ時期に治療を行う必要があります。

HIV感染症

HIVウイルスに感染することで発症するのがHIV感染症です。HIVは、免疫の働きを助ける役割のTリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)などに感染するウイルスで、これらの細胞に同ウイルスが増殖することでヒトの体の免疫力を低下させます。やがて普段は感染しないはずの病原体にも感染しやすくなり、さまざまな病気を発症します。このような状態になることをエイズと言います。HIVウイルスは、性交渉でHIVを含んだ性分泌液(精液、膣分泌液)が、体の粘膜(口腔粘膜、直腸粘膜など)から吸収されることで感染します。
なお、性交渉による感染以外にも、血液感染、母子感染があります。HIVウイルスを体内から完全に消し去ることはできませんが、薬物療法によりHIV増殖の抑制、免疫力の維持、改善がみられるようになりました。

渋谷駅前メディカルクリニック
QRコード

03-6626-6165

診療時間
9:00~13:00
15:00~19:00

:第1・3・5土曜は診療となります。
休診日:火曜午後、金曜午後、第2・第4土曜、日曜、祝日

院 長
高橋 基文
診療内容
内科 整形外科 感染症内科 泌尿器科
住 所
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-25-6 ホリウチビル8F
(1Fにスターバックスコーヒー 渋谷文化村通り店のビル)
アクセス
●渋谷駅/A2番出口(東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ副都心線) 徒歩6分 ●渋谷駅/A0番出口(東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ副都心線) 徒歩5分 ●渋谷駅/A3番出口(東急田園都市線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ副都心線) 徒歩5分
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